全国約5,400施設で培った安心とおいしさを、家庭の夕食へ。日清医療食品「おむかえデリ」が保育園に見つけた事業機会

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第5章|実証実験で見えた、繰り返し利用されるサービスの可能性

──実証実験では、どのような点を検証したのでしょうか。

髙木:大きく分けて、保護者に利用してもらえるニーズがあるか、保育園を受け取り拠点とする運用が可能かという2点を検証しました。

当初は、忙しい日や子どもがぐずった日にだけ購入する方が、広く分散して現れると考えていました。しかし、実際には一部の方が提供日ごとに繰り返し利用してくださったのです。スポットで利用する方が大勢いるのではなく、一定数の方が継続して購入するサービスになっていました。

──仙台での結果を受けて、次の実証実験では何を確かめましたか。

髙木:比較的世帯収入の高い地域では、利用のされ方が変わるのかを確認したいと考え、東京でも実証実験を行いました。

ヒアリングを通じて、仙台では祖父母が近くに住み、夕食づくりを手伝ってもらえる家庭も多いと分かりました。一方、東京では周囲の家族に頼らず、親だけで仕事や子育て、家事に対応している家庭が多いと感じています。地域や家庭の支援環境によっても、おむかえデリの必要性や利用頻度は変わると考えています。

実証実験によって、ニーズの有無だけではなく、どのような家庭が繰り返し利用するのかが見えてきました。今後は、継続利用につながる条件をさらに探り、日常的に選ばれるサービスへ育てていきたいと考えています。

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